おおきくなるっていうことは

2012.04.02.22:26

おおきくなるっていうことはおおきくなるっていうことは
作:中川 ひろたか / 絵:村上 康成出版社:童心社絵本ナビ



 おとなは「おおきくなったね~」と子どもたちに声をかけてしまいがちですが、子どもって、自分ではぴんとこないこともあると思います。

「おおきくなるっていうことは…洋服が小さくなるっていうこと、新しい歯が生えてくるっていうこと、水に顔を長くつけられるってこと、あんまり泣かないっていうこと…」

 この本には、おおきくなるっていうことはどんなことかが、子どもの視点で、共感できるように書かれています。

 「おおきくなるっていうことは たかいところからとびおりられるってこと」「とびおりても だいじょうぶかどうか かんがえられるってこと」

 まだ小さな赤ちゃんが、くるりと後ろ向きになって段差を降りる姿を見ると、「あ、ちゃんとわかってるな~」と思わず笑みがこぼれ、自分で学んで少しずつ大きくなっているんだなあと思います。

 一番幼かった子が、小さな子の手を繋いであげたり、絵本を読んであげる姿を見かけるときには「おおきくなるっていうことは ちいさなひとにやさしくなれるってこと」というフレーズが心に響いてくるのです。

 この本、実はおとなが読んでも意味深いメッセージがいっぱい。年を重ねることが素敵なことだと発見できるんですよ。

 桜が咲くと、またみんな自分のペースで、一つおおきくなる春。子どもたちの成長をいっぱいほめてあげましょう。(Y.Y)


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